![]() 寒い日が続く中で、時折、日差しの暖かさを感じるようになってきました。桜のつぼみや小さな花を見ると、季節の移り変わりや春の気配を感じますね。 「怒り」は世界を変える力になる!?~アンガーマネジメント~ 最近、怒りっぽくなったと感じることはありませんか?あとから振り返ってみると、そんなに怒るほどのことでもなかったのにと後悔してしまうこと、昔はこんなに怒りっぽくなかったのにどうしてだろうと悩んでいる人も多いのではないかと思います。 ![]() なぜ人は怒るのか? 怒りは専門用語で「防衛感情」といわれており、身の危険を感じたとき、自分を守るために自然に現れる生存本能です。目の前の敵と戦うか逃げるかという選択を迫られ、脳からアドレナリンを分泌する際に発生するもので、生きていくために欠かせない感情なのです。
また、怒りは「二次感情」ともいわれています。カッとする根底には苦しい・寂しい・不安・悔しいなどのストレスやネガティブな一次感情が潜んでおり、それが溜まって噴火するものが怒りです。
怒りの感情は誰にでも自然に起きるものであり、生き物に原始的に備わっているもの。その感情はなくすことができないので、うまくコントロールしていくことが大切だといえます。 怒りをコントロールする 怒りをコントロールする心理トレーニングとして、「アンガーマネジメント」という言葉があります。怒りと上手に付き合う方法で、怒らないことを目指すのではなく、良好なコミュニケーションを保つ方法として注目を集めています。
無料でアンガーマネジメント診断を行うことができるサイトを紹介します。ぜひ、一度チェックしてみてくださいね。
参考リンク:https://www.angermanagement.co.jp/ ![]() アンガーマネジメントの実践
実践を繰り返していくことで、怒りを数値化して客観的にモニタリングできるようになります。 ![]() 最後に・・・ 青色発光ダイオードの発明でノーベル賞を受賞した中村修二さんが「自分のモチベーションは怒りだった」と話されたことは有名ですね。その怒りが向上心を生み出し、世界初の大発明につながりました。「怒り」のエネルギーは頑張りや努力の原動力に重要なものです。相手と過去を変えようとすることは難しいですが、怒りをうまくコントロールし、自分と未来を変えることを意識できるとよいですね。 ![]() (参考資料)
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