![]() まだまだ暑い日が続いていますが、夏バテしていませんか? チョーーー!高齢JAPAN! ~認知症予防で幸齢に~ ここ最近、高齢者ドライバーによる交通事故のニュースも相次ぐようになってきましたが、2019年8月に厚生労働省が発表した2018年の日本人の平均寿命は、男性が81.25歳、女性が87.32歳で男女ともに過去最高を更新しました。 ![]() 認知症のタイプ 認知症は大きく分けて次の4つに分けられます。 【アルツハイマー型認知症】
症状1. 記憶障害/最近の出来事から忘れていく ____認識できない ____できない
【脳血管性認知症】
症状1. マダラな症状/もの忘れはあっても判断力や理解力が ____低下していないなど
その他、レビー小体という異常なたんぱく質の塊が脳に蓄積する「レビー小体認知症」や、脳の前頭葉・側頭葉が障害されて起こる「前頭側頭型認知症」があります。 ![]() 若年性認知症は働き盛りの40代で発症の可能性も 65歳未満の人が発症する認知症を総じて「若年性認知症」と呼びます。慢性疲労やうつ症状、更年期障害と症状が似ていることから、発症していてもなかなか気づかず診断が遅れてしまうこともあるようです。 認知症の予兆にはどんなものがあるの? 認知症初期のさらに前段階として、MCI(軽度認知障害)があります。MCIのすべての方が認知症になるとは限りませんが、放置すると年間10~15%の方が認知症に進行するといわれています。
~MCIの特徴~
~MCIの予兆~
_____味付けが変わった/鍋を焦がすようになった _____ソフトの使い方を覚える気がしなくなった _____になった
![]() 今日からできる認知症予防 脳科学者である川島隆太先生(東北大学加齢医学研究所所長)は、“加齢により経年変化に賢く対処し、個人・社会が知的に成熟すること”と定義した「スマートエイジング」を提唱する中で、「認知」「運動」「栄養」「社会性」の4条件が満たされる必要があるとしています。
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症の発症リスクを高めるといわれています。減塩、禁煙、運動に取り組み生活習慣を規則正しいものにしていくことは基本中の基本です。特別な“何かすること”“何かをやらないこと”といった予防策があるのではなく、何事もバランスよく健康的な生活を心掛けることが認知症の予防につながるといえます。
最後に・・・ 人生100年時代を迎え、「健康寿命」「労働寿命」という言葉もキーワードになってきました。雇用制度のあり方も大きく変わり始めている昨今、私たち労働者の働き方も多様化してきています。 ![]() ※参考資料
一般財団法人日本予防医学協会 |