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夏到来!海や川でも「安全第一」!!
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これから夏本番です。暑くなると海や川、プールなど水場での
レジャーや遊びも増える時期ではないでしょうか?
そこで今回は『水の事故』に関するお話です。
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★ 水の事故に関する現状 ★
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水難事故で、事故による死者や不明者が一番出ている場所は
海(約50%)、河川(約30%)の順となっています。
釣り中の事故で命を落とす方が多く、通行中、水泳中、水遊び
中の事故が後に続きます。海の事故では、飲酒した状態で事故に
遭われた方もおられ、釣りでは磯場や防波堤からの転落が多く、
ライフジャケットの着用率は低い状況です。
尚、海の事故では、単独で行動していた方が、複数人で行動して
いた方に比べて、事故時の死亡率が約2倍高くなっています。
なるべく単独で行動せず、複数で水場に行きましょう。
また、6月から8月の3ヶ月間の間に、水難事故の約半数が集中して
発生します。特に夏季の3ヶ月間は以下の予防法を参考に、
事故に遭わないよう、注意しましょう。 参考資料1)、2)
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★ 水の事故を予防するために ★
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事故を未然に防ぐための方法をいくつかご紹介致します。
■余裕を持った計画を立てる
心の余裕がないと、集中力や冷静な判断力が欠如しがちです。
無理のない予定を組みましょう。
■事前に水場での危険箇所を把握しておく
転落の恐れがある場所、足場が悪い場所、藻などが沢山生えて
いる場所、水温の変化や水流の激しい場所などを、あらかじめ
行く前にインターネットなどで調べておきましょう。
■状況判断を誤らない、過信(楽観視)しない
天候不良や急激な天候の変化、体調不良、飲酒後などの際は、
「水辺に近付かない」、「釣りや遊泳、水遊びなどを中止する」
「これ位大丈夫と過信(楽観視)しない」ことが大切です。
天気は事前に調べましょう。
■ライフジャケットなどの着用
釣りなど水中転落の危険性があるレジャーを行う場合は特に、
自分の体格にあったライフジャケットを正しく着用しましょう。
■遊泳はルールを守り安全に
遊泳は遊泳区域内で行い、標識などで危険区域と掲示された
区域内で遊泳することは止めましょう。事前に遊泳できる
区域を調べましょう。
■保護者などの付き添い
子どもの水難事故を防ぐために、水場に子どもだけで遊びに
行かせることはなるべく控えましょう。一緒に付き添い、
子どもから目を離さないように気をつけましょう。
■泳ぐ前の準備体操、適度な休憩
急に泳がず、十分な準備体操をしてから海に入りましょう。
また、適度に休憩を入れましょう。
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★ もしも水の事故にあったら・・・ ★
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■自分が水難に遭った場合
まず第一に落ち着きましょう。無理に岸に向かって泳がず、
力を抜いて仰向けになります。空または飲みかけのペットボトル
やリュックサックなどがある場合は、ラッコのように胸の前で
抱える姿勢をとると浮きやすくなります。
■溺れている人を発見した場合
発見したらまずは慌てて飛び込まず、大きな声で話しかけ、
反応や怪我の有無などを確認します。そしてなるべく一人だけ
で対応せず、大きな声で周囲に助けを求めましょう。携帯電話
などで、「118番(各管区海上保安本部に繋がります)」や
「110番」、「119番」通報し、隊員の指示に従いましょう。
空または飲みかけのペットボトル、浮き輪などがあれば、
水難者に投げます。
救助に入った方が水難事故に遭い、死亡する事故も後を絶ち
ません。自分自身の身の安全確保も非常に大切です。1人で、
泳いで助けないようにしましょう。
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★ 最後に ★
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事故を未然に防ぐことが一番大切です。事故を予防し、ルール
などを守った上で、楽しい水場での時間を過ごしましょう。
参考1)海上保安庁,海難の現況と対策について~大切な命を守る
ために~《平成25年版》,http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h26/k20140319/k140319-honpen.pdf
参考2)警察庁生活安全局地域課,平成24年中における水難の概況,
http://www.npa.go.jp/safetylife/chiiki28/h24_suinan.pdf
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