大腸がん検査(便潜血検査)Q&A

大腸がん検査(便潜血検査)

大腸がん検査(便潜血検査)

便潜血検査は、便に混じった微量な血液の有無を調べる検査です。便潜血所見(+)の時は、痔や生理中の場合もありますが、消化管(主に大腸・直腸)のがんやポリープ等からの出血も考えられるので、内視鏡検査をすることが望ましいです。

Q&A

便秘で便検査が提出できませんでした。後日提出は可能でしょうか。また、実施しない場合便検査のキットはどのようにしたらよいでしょうか。
健診スタッフにその旨を伝えたうえで、検査未実施扱いとなります。後日提出が可能かどうかはご所属の企業・団体の契約内容によって異なりますのでご確認ください。
キットには使用期限があるため、期限を過ぎたものを次回の健診で使わないようお願いしています。検査を実施しなかった場合でも検査キットは健診会場へお持ちください。
2日分の便が出ず、1日しか提出できない場合はどうすればよいでしょうか。
1日分のみ提出して、健診スタッフにその旨を伝えてください。ご所属の企業・団体の契約内容によって対応が異なります。2日分の便を検査する方が精度は高くなりますが、1日分でも検査は可能です。
便検査は健診の何日前から採っておいていいですか?
採取から4日以上経過すると検査の精度が低くなるため、健診当日を含む3日以内を推奨しています。
2回のうち1回分だけ陽性でした。要精密検査と言われましたが、もう一度便潜血検査をすればいいですか?
厚生労働省がん検診ガイドライン(大腸がん)では、1回でも陽性が出た場合は「精密検査(大腸内視鏡など)」が必要としています。便潜血1回陽性でも、大腸がんが見つかる割合は 約2~3%、ポリープなど前がん病変を含めると 約30~40%とされています。前がん病変であるポリープはがんに移行するリスクがあります。1回でも陽性なら「出血はあった=リスクがある」と考えて、大腸内視鏡検査などの精密検査を受診してください。

検査結果の見方

大腸がん検査(便潜血検査)

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