腫瘍マーカー検査(血液検査)

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このページでは、当会が受診者様、健診ご担当者様にご報告している下記の健診結果に関して説明しています。

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腫瘍マーカー検査(血液検査)

腫瘍マーカー(腫瘍関連検査)は、がんにより体が反応して産生されることのある物質を血液検査等で測定する検査です。
自覚症状のない状態でがんをみつけるきっかけになることがありますが、良性疾患や生活習慣によって異常値を示すことも多く、この検査のみでがんの診断をおこなうことはできません。また、対策型のがん検診の代わりにはなりません。
異常値の場合には精密検査が必要となります。また、検査が正常値でもがんが存在することもあります。関連の精密検査のため、内科を受診してください。PSAは泌尿器科を受診してください。

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項目名 対象臓器 単位 基準値※ 説明
下限 上限
AFP定量 肝臓 ng/mL 0.0 10.0 主に肝細胞がんなどで高値となりますが、慢性肝炎、肝硬変、急性肝炎でも高値を示すことがあります。
CEA 全体 ng/mL 0.00 5.00 「がん胎児性抗原」とよばれ、胃がん、大腸がん、膵がん、胆道がんなどの消化器系がんに加え、肺がん、乳がん、甲状腺がんなど多くのがんで高値となります。臓器特異性は低く各種がんの経過観察や再発・転移の確認などに用いられます。喫煙や加齢でも高値を示すことがあります。
前立腺PSA 前立腺 ng/mL 0.000 1.100 前立腺に関連する物質です。前立腺がんの早期発見や再発の確認に役立つと考えられています。ただし、前立腺肥大や前立腺炎、尿道刺激後にも高値を示すことがあり精密検査で確認することが必要です。
※2026年4月1日より、国立がん研究センターの示す基準を参考に、基準値上限を4.000ng/mLから1.100ng/mLに変更しました。また年齢に応じて、50~64歳では3.000ng/mL、65~69歳では3.500ng/mL、49歳以下・70歳以上では4.000ng/mLまでを経過観察として、それ以上を要精密検査・要医療と判定することとしました。
CA125 卵巣、
膵臓、
胆道
U/mL 0.0 35.0 卵巣がん、膵がん、胆道がんなどで高値となります。女性の場合、月経時や妊娠初期に上昇し閉経後に低下するなど性周期にかかわる変化があります。また、良性卵巣のう腫や子宮内膜症、子宮筋腫、炎症、腸閉塞、膵炎、胆のう炎などの良性疾患や炎症性疾患でも高値を示すことがあります。
CA15-3 乳房 U/mL 0.0 25.0 乳がんなどで高値となります。乳がんへの特異性は高いですが、原発性乳がんに比べ転移性乳がんや再発性乳がんでの陽性率が高く、再発の発見や治療効果の判定に用いられます。
エラスターゼ
(エラスターゼ1)
膵臓 ng/dL 0 300 膵がんの腫瘍マーカーの1つですが、急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪期、膵臓の障害で高値となります。他の膵酵素に比べ、一度上昇すると高値が持続することがあります。
シフラ
(シフラ21-1)
ng/dL 0.0 3.5 肺がん(特に扁平上皮がん)などで高値となります。化学療法や手術後の治療効果補助に用いられます。間質性肺炎や結核などの肺良性疾患、 食道がん、子宮頸がんなどでも高値となることがあります。
CA19-9 膵臓・胆道・胃・大腸・卵巣 U/mL 0.0 37.0 膵がん、胆道がん、胃がん、大腸がんなどで高値となり、治療を含めた臨床経過をよく反映します。胆石症、糖尿病、膵炎、肝硬変、卵巣のう腫などの良性疾患でも高値を示すことがあります。

 ※胆道がん:胆のうがん、胆管がん

 

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