≪まずは受診≫
泌尿器科に受診・相談をしてみましょう。問診や診察・検査を受けることができます。
ちょっとした尿もれだからとそのままにしていたが、実は尿道や腎臓の病気が隠れているという可能性も。前立腺がんは前立腺肥大症と似た症状が現れることがあります。
受診の際には、症状や症状の起きる頻度、回数をメモしていくといいですね。お近くに泌尿器科がない場合にはかかりつけ医や、女性は婦人科等に相談してみることもよいかもしれません。
なお、治療方法は、疾患や症状によって異なります。
切迫性尿失禁や腹圧性尿失禁がある場合には、尿意を我慢する時間を延ばしていく「膀胱訓練」や、肛門をぎゅっと引き締める体操を行う「骨盤底筋訓練」を取り入れることも。
正しい治療につながるために、まずはしっかり受診!です。
≪生活の中で≫
・市販の尿もれパッドやライナー等をうまく活用しましょう。
吸収できる量に合わせていろいろなパットが市販されています。
汚れたらこまめに変えて陰部を清潔に!
・水分は少しずつこまめに摂取しましょう。
症状を抑えたいという気持ちから、水分摂取を控えてしまうと脱水のリスクが高くなります。
脱水や膀胱炎予防のためにも、こまめに少しずつ水分を摂りましょう!
・夕方や夜間のカフェインやお酒の摂取を控えましょう。
カフェインやお酒には利尿作用があります。
睡眠の質も下げてしまうので夕方や寝る前の摂取は控えるのが◎。