全国健康経営推進協議会の活動推進
全国健康経営推進協議会は、課題や取組みを協議し、新しい取組やサービス・事業の創造を目的に2007年に本財団が提唱し、事務局を行っております。
本協議会は企業、健康保険組合、医療機関(労働衛生機関など)、ヘルスケア分野の事業者や研究者など、幅広い賛同者により構成する開かれた組織として運営しており、賛同者・参加者との「共有」「共存」「共栄」「協業」「協働」をコンセプトにしています。
全国健康経営推進協議会では毎年1回、東京、名古屋、大阪、福岡の4拠点にて健康経営フォーラムを開催しています。
また、これまで、次のような課題に関して各地でフォーラムを開催し、普及・啓発活動を行っております。
- 時代の大きな転換点にあって、企業・健保・労組の三位一体の協業による健康対策、医療費対策が必要であり、これからの健康管理や保健事 業、医療費対策は、個別の一企業や健康保険組合だけの問題ではなく、国とともに社会全体で取り組む問題となっており、健康経営の考え方がますます重要と なっている。
- 国は少子高齢社会の中での医療・介護・年金等の政策の検討を進めており、健康管理・保健事業支援や個人の健康づくりの見直しが求められ、とりわけ医療保健分野のIT化、健康情報の活用が課題。
全国健康経営推進協議会は、こうした健康経営に関する各種の取組みを情報発信し、研究、開発、モデル事業の普及を促進しています。
中小企業健康経営推進協議会の活動
2020年4月に中小企業健康経営推進協議会を発足いたしました。
セミナーや勉強会の開催を通して、健康経営に取組むための情報共有の場を設け、企業間での健康経営に関する協議、研鑚に貢献したいと考えています。健康経営が一つでも多くの企業・団体に認知され、健康経営の実践への1歩を踏み出すことにつながり、「元気な中小企業」そして、「経済発展」に微力ながら貢献していきたいと考えております。
九州・福岡健康経営推進協議会の活動
2018年に当会の九州事業部を事務局とした九州・福岡健康経営推進協議会を発足いたしました。
九州・福岡健康経営推進協議会では、九州、福岡の地において健康経営が一つでも多くの企業・団体に認知され、健康経営の実践への1歩を踏み出すことにつながり、「元気な九州」そして、「九州の経済発展」に微力ながら貢献していきたいと考えております。
特定非営利活動法人 健康経営研究会への支援
健康経営 『健康経営®』とは、従業員の健康への配慮を、単に福利厚生の面から取り扱うのではなく、従業員の士気や生産性を高め、ひいては経営面にもメリットをもたらすものとして捉え、健康管理を経営的視点から戦略的に実践していこうとするものです。
従業員の健康の維持・向上から得られるものは、リスクの軽減や医療費等の経費節減ばかりではありません。従業員の生産性や創造性を増大させる積極的な健康管理は、企業価値そのものを高めるものといえるでしょう。
従業員の健康管理は経営者の責務です。その指導力のもとで、従業員の健康管理を積極的に展開していくことが、これからの企業経営にとってますます重要なものになると、私たちは考えています。
健康経営研究会は、2006年に大阪府の認可を得たNPO法人です。健康経営という概念に賛同する産業医、産業看護職、企業、健康保険組合などが会員となっています。
日本予防医学協会はこのNPO法人を創設から関わり、協会内外へ健康経営の取組みを推奨しています。
一般財団法人日本予防医学協会はNPO法人健康経営研究会の活動を支援しています。
健康経営研究会ホームページ
『健康経営®』は特定非営利活動法人 健康経営研究会の登録商標です。