PREMUS2013(日本語訳:作業関連筋骨格系障害の予防)

  • 投稿日:
  • カテゴリ:  

当会理事長の神代雅晴は韓国釜山にて2013年7月8日~12日に開催されたPREMUS2013に基調講演者として招待され出席しました。

PREMUSとは「Prevention of Work-related Musculoskeletal Disorders」の略語で、日本語に訳すと「作業関連筋骨格系障害の予防」となります。
この会議はICOH (International Commission on Occupational Health)という学会で、日本では古くは国際労働衛生学会、最近では国際産業保健学会と呼ばれています。この学会は1906年に設立され、100年以上の歴史がありますが、PREMUSは学会の中に設置されているScientific Committee(研究委員会)の一つです。ちなみに、神代はこのScientific Committee の中のAging and Workの委員長を2006年から2012年までの2期務めておりました。

 PREMUSは4年に1回開催されていて大会参加者数を見ると通常の国際会議と同じ位に大きな会議です。第8回目の今大会、神代は初日の7月8日(月)開会式直後の午前9時15分から10時までの第一基調講演者として登壇しました。

「Work-related Musculoskeletal Disorder; A view from the perspective of the role for work conditions and ergonomics in occupational health activities」という演題で、日本の事務職場で1950年代後半から発生したキーパンチャー病、後年頚肩腕症候群として騒がれた健康障害から VDT作業と腱鞘炎に至る課題、一方、製造現場で1980年代から問題視されてきたエアーツールによるバネ指(弾撥指)、CTS(手根管症候群)、そして作業姿勢と腰痛を取りあげ、それらの問題点の発見と対策に人間工学がいかに有効かを話し、このアプローチこそが職場の第一次予防として重要な役割を果たすことを力説しました。