ヘルスケアビジネスエキスポinおおさか&健康産業有望プラン発掘コンテスト

月13日(水)に大阪国際会議場で開催された「ヘルスケアビジネスエキスポinおおさか」&「健康産業有望プラン発掘コンテスト」を取材してきました。

2025年大阪万博のテーマである『いのち輝く未来社会のデザイン』をコンセプトに注目をあつめる「ヘルスケア産業」にフォーカスし、先駆的な企業・団体の取り組みやビジネスプラン・商品サービスの最新情報を紹介する大阪府が主催のイベントです。

同時開催の健康産業有望プラン発掘コンテストでは、「未来の健康ビジネスプランを発掘」と題し、健康寿命延伸産業分野での新事業の創出や新たな付加価値の創出につながる優れた健康関連のビジネスプランをファイナリスト10社が提案。それを支援するため、事業化までの伴走支援者を選定します。

ヘルスケアビジネスエキスポでは、健康産業有望プラン発掘コンテストのファイナリストに選ばれた企業団体をはじめとする30団体がブース出展。協会はAAIの体験会を実施。多くのお客様に体験していただきました。

健康産業有望プラン発掘コンテストでは1次および2次審査を通過した精鋭10社のファイナリストが、当日最終審査(公開プレゼン審査)を行いましたが、実はこのファイナリストに西日本事業部営業部産業保健推進課の野田昇さんが選ばれたのです!

今回野田さんは「労働寿命の延伸から健康寿命の延伸へ」というテーマで大阪の健康寿命の延ばすために、AAIを中心とした協会のサービスを包括的に提案されました。野田さんは1番目の発表者ということで緊張の面持ちでしたが、さすがの度胸(?)ですばらしいプレゼン力でした。

他には、介護食、歯磨き、運動習慣など多種多様なサービスを展開するファイナリスト企業がプレゼンを行いました。

残念ながら受賞は逃しましたが、当日までに中小企業診断士の方のサポートを得ながら、情報収集、プレゼン内容や発表方法などの検討したり、協会のサービスを改めて勉強できたとても有意義な機会だったと、と野田さんは仰っていました。

ちなみに最優秀賞は「高齢者のフレイル(※)予防」を提案した企業でした。

結果としては現状(高齢社会)への健康ビジネス(対策)という視点で選定されたのかなという印象を受けましたが、野田さんのプレゼンは、現状・そして未来に向けて、高齢者を支える[働く人]の労働寿命延伸は早急に取り組むべき課題である、という提唱に少しでもなったのではないかなと感じました。

また、ご好意で当日の発表資料を提供いただきましたので合わせて皆さんに共有いたします。

包括的なサービス提案や、他者の視点(中小企業診断士)の入った提案資料になっております。

冒頭の趣旨を踏まえた内容になっていますのでそのまま他事業所への提案、とはならないとは思いますが、提案資料作成のヒントを得られると思いますので是非ご覧ください。

※フレイルとは:加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像(厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業) 総括研究報告書 後期高齢者の保健事業のあり方に関する研究 研究代表者 鈴木隆雄)

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