過日、平成28年5月27~29日に、第65回日本口腔衛生学会・総会が御茶ノ水にあります東京医科歯科大学M&Dタワーで開催されました。

全国から口腔衛生に関する研究や症例の発表が行われ、協会の評議員でもあります築山雄次先生がメインシンポジウムのシンポジストとしてご講演されました。「これからの予防歯科・地域保健」と題して「20年先を見据えた臨床予防歯科」について気迫溢れる講演をされ、「海外は予防をする文化、日本は治療をする文化」とし、海外と日本の保険制度の違いや、虫歯や歯周病にならないように予防する考え方の違いなどに触れ、更には「歯を磨いているのになぜ虫歯になるのか」、「歯を磨いていないのに歯周病にならないのは何故なのか」について、検査方法などを丁寧に解説され、傾聴している方々を圧倒しました。

築山先生は約40年に渡り予防歯科分野に携わっておられる、正に予防歯科のプロです。現在、福岡県福岡市内で歯科医院を開業されており、一般歯科やインプラントなどの専門治療はもちろん、予防歯科には最も力を入れておられ、「痛くなってから歯医者に行って削る」のではなく「痛くならないように予防する」考え方を提唱し、患者さんの口腔内の健康維持のためにご活躍されています。

また、月に一回「福岡市民の歯の健康を世界一にするための患者さん向けセミナー」を開催し、夏休みには小学生のお子さんを対象に、夏休み自由研究のセミナーを開き、虫歯の話や砂糖の量を測る等ちょっとした実験を行うなど、地域に密着した口腔衛生指導を精力的に行っています。

皆さんは、自分の歯が今何本あるかご存知ですか?定期的に歯医者さんに行って歯石を取ったりメンテナンスをしていますか?最後に歯医者さんに行ったのはいつだったか覚えていますか?今口の中で気になることはありませんか?
日本記念日協会が歯の大切さを訴える日として6月4日を「虫歯予防デー」とし、厚生労働省と文部科学省と日本歯科医師会が共同で6月4~10日を「歯の衛生週間」と制定しています。歯は臓器の一部であり、歯は肉眼で確認することができる唯一の臓器です。

たまにはご自分の歯を鏡でじっくりと見てみてください。グラグラしたり歯茎から出血したりしていませんか?若い頃とは違う自分の口の中の変化に気づくかもしれませんよ…。