子供も大人も大好き!アイスクリーム

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子供も大人も大好き!アイスクリーム
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アイスクリームは皆さんにとって身近な嗜好品ですが、古代では
お菓子としてではなく、疲れた体を元気にする「健康食品」とし
て利用されていたそうです。
そもそもアイスクリームとはどんな食べ物なのでしょう?凍って
いるのに、なめらかな口当たりの秘密は?
そこで今回は『アイスクリーム』に関するお話です。

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★ アイスクリームの歴史 ★
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古代のアイスクリームはシャーベットのようなもので肉体を元気
づける健康食品として利用されていましたが、嗜好品として求め
たのがローマの英雄ジュリアス・シーザーだと伝えられています。
さらに、アイスクリームがシルクロードを渡り、中国からイタリ
アに伝わったという説があり、それを持ち帰ったのがマルコ・ポ
ーロだといわれています。
そして、16世紀にイタリアで冷凍技術が発展し、バリエーション
が一気に広がりました。その後、フランスやヨーロッパ各地に広
がっていきます。

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★ 日本人とアイスクリームの出会い ★
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日本人が初めてアイスクリームを食べたのは、江戸時代と言われ
ています。幕府が派遣した使節団が訪問先のアメリカで食べたの
が最初で、その後明治2年に横浜でアイスクリームの製造販売が
始められました。当時の値段は1人前が金2分と、当時の大工の
日当に相当する高価なもので、外国人にしか売れず、一般的には
あまり定着しなかったようです。
その後、大正時代に喫茶店やレストラン、ホテルなどで提供され
始め、自転車に旗を立てて町中を売り歩く「アイスクリン」の売
り声が聞かれました。そして、アイスクリーム製造専門の工場が
作られ、量産されるようになり、昭和30年代には現在も販売され
ているカップアイスやコーンアイスも登場し、より身近なものに
なりました。

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★ アイスクリームの種類 ★
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アイスクリームとは、牛乳などの乳製品を中心に、糖分や油分、
乳化剤、バニラ・チョコレートといったフレーバーなどの原料を
配合し、冷やしながらクリーム状になるまでかき混ぜて凍らせた
冷菓子のことです。
尚、アイスクリームは乳成分の量により、次の4種類に分けられ
ます。

●アイスクリーム(乳固形分15%以上 うち乳脂肪分8%以上)
 乳固形成分と乳脂肪分が最も多く含まれる。ミルクの風味が豊
かに感じられる。

●アイスミルク(乳固形分10%以上 うち乳脂肪分3%以上)
 乳固形成分と乳成分はアイスクリームより少ないが、牛乳と同
 じくらいの乳成分を含む。

●ラクトアイス(乳固形分3%以上)
 乳固形成分はさらに少なく、植物油脂が使われることもある。

●氷菓
 乳固形成分はほとんどない。果汁などを凍らせたアイスキャン
 ディーやかき氷、ジェラートなどがある。

その他、乳成分の違いだけでなく、カップやコーンなど、形態に
より様々な種類に分けられます。

※乳固形分・・・乳製品の中の水分以外の部分のこと。
※乳脂肪分・・・乳固形分の中に含まれる脂肪分のこと。

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★ アイスクリームの成分 ★
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アイスクリームの成分には、脂質、たんぱく質、炭水化物、ミネ
ラル(カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛
など)、ビタミンなどの栄養成分が含まれています。

種類にもよりますが、エネルギーはアイスクリームやラクトアイ
スが高く(100g当たり約200kcal)、ほぼご飯1膳分と同じエネ
ルギー量です。一方、アイスミルクや氷菓が比較的低い(100g
当たり約100kcal)傾向にあります。これは商品によっても違う
ので、選ぶ際に栄養成分表示を確認するようにしましょう。

特に、チョコレートが外側や内側に使われていると、エネルギー
量が高くなります。高エネルギーのものを食べるときは、小さい
サイズを選ぶなど、工夫してみるのも良いですね。
また、牛乳由来のアイスクリームは日本人に不足しがちなカルシ
ウムが比較的多く含まれていることから、カルシウム不足を補う
目的として、上手く役立てることもお勧めです。

商品の栄養成分表示を参考に、エネルギーや脂質の量などを比較
して賢く選ぶと、健康の強い見方になってくれそうですね。

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★ アイスクリーム Q&A ★
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Q:アイスクリームにはなぜ賞味期限がないの?
A:アイスクリームの保管温度は-18℃以下なので、細菌が増え
  ることはなく、長期間保存しても品質が変化するのは極めて
  わずかです。一度溶けると状態が変化してしまい、元には戻
  らないので、外観が崩れていなければ美味しくいただけます。

Q:凍っているのに、なめらかな口当たりの秘密は?
A:その秘密は「空気」です。アイスクリームに混ぜられた空気
  の泡や脂肪の粒子が冷たさを伝えにくくし、独特の組織とソ
  フトな口当たりになります。

Q:口に入れるとすぐに溶けるのはなぜ?
A:アイスクリームは脂肪やたんぱく質、糖質などの成分と水、
  空気からできています。組織を拡大すると、氷や脂肪球、気
  泡などが細かく均一に分散しており、特有の口当たりはこの
  組織から生まれています。

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★ 最後に・・・ ★
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これから冷たいアイスクリームが美味しい季節ですね。しかし、
エネルギーや脂質量などを考えずに食べていると、体重の増加に
つながることもあります。アイスクリームの種類やエネルギーの
違い、特徴を知って、美味しく健康的に楽しみましょう。

※今回の記事は次の資料を参考・引用して作成しました。
・日本アイスクリーム協会HP https://www.icecream.or.jp
・(一財)日本乳業協会HP https://www.nyukyou.jp

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