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一般財団法人日本予防医学協会ホームページ

心電図検査

よくある質問(5)心電図検査

Q1: 「異常Q波」ってなに?
Q2: 「右軸偏位(うじくへんい)・左軸偏位(さじくへんい)」ってなに?
Q3: 「高電位差(こうでんいさ)」ってなに?
Q4: 「低電位差(ていでんいさ)」ってなに?
Q5: 「心筋虚血(しんきんきょけつ)疑い」ってなに?
Q6: 「右脚(うきゃく)ブロック」ってなに?
Q7: 「完全左脚(かんぜんさきゃく)ブロック」ってなに?
Q8: 「反時計回転(はんとけいかいてん)・時計回転(とけいかいてん)」ってなに?
Q9: 「洞性頻脈(どうせいひんみゃく)」ってなに?
Q10: 「洞性徐脈(どうせいじょみゃく)」ってなに?



Q1:「異常Q波」ってなに?
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A1: Q波は、心筋梗塞の特徴をみる際の指標ですが、必ずしも心筋梗塞を示すものでもありません。左室肥大や左脚ブロックなどでも認められることがあります。ま た、健康な人でも、体質によってみられることもあります。「有所見健康」の判定の場合、特に心配はいらないため、体重や血圧、脂質等に注意し、生活習慣改 善を心がけ、経過を見ください。 


Q2: 「右軸偏位(うじくへんい)・左軸偏位(さじくへんい)」ってなに?
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A2: 心臓内の電気の流れは、通常は右上にある右房から下方の左室と右室に流れています。「右軸偏位」は電気の流れが右側に偏って流れています。痩せている方や 小さいお子様にみられる所見です。これらの所見が単独の場合は問題ありませんが、他の所見を伴う場合、総合的な判断が必要となります。「左軸偏位」とは、 電気の流れが左側に偏って流れています。健康な方でも肥満の方や妊婦、高齢者にしばしば見られます。これらの所見が単独の場合、特に問題ありませんが、高 血圧等で左室肥大を呈する場合に見られることもあります。


Q3: 「高電位差(こうでんいさ)」ってなに?
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A3: 心電図の1番高い波(R波)と低い波(S波)の電位差をみるもので、電位差が高い場合、心臓に対する負荷が大きくなっていることがわかります。肥満者や大 量の飲酒、高血圧、心筋症などで心臓の左室の心筋が厚くなっていると考えられます。但し、高電位は、正常者(特に若年者)で胸壁の薄い方にも認められる所 見です。 


Q4: 「低電位差(ていでんいさ)」ってなに?
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A4: 心電図の波の高さが低く、心臓の電気的興奮が弱いか、または皮膚の表面に伝わりにくい状態や、皮下脂肪が厚い場合にも起こります。所見が単独であればあまり問題ありませんが、他の所見や疾患が合併している場合は、総合判定の指示に従ってください。


Q5: 「心筋虚血(しんきんきょけつ)疑い」ってなに?
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A5: 心臓の筋肉に血液が通いにくくなっている状態で、重症になると狭心症発作を起こす場合もあります。判定の指示に従ってください。


Q6: 「右脚(うきゃく)ブロック」ってなに?
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A6: 心臓の中には”発電所”(洞結節)と、”変電所”(房室結節)、さらに電気を流す”電線”の役目をする組織があります。心臓は左右の部屋に分かれているの で、この電線も左右に分岐します。右脚とは心臓の右側を走る電線を指し、「右脚ブロック」とは電線上で電気の流れが悪くなった状態を意味します。「完全右 脚ブロック」は、虚血性心疾患、高血圧、先天性心疾患でみられることがありますが、健康な人でも認められることがあります。また、「不完全右脚ブロック」 は、心房中隔欠損(しんぼうちゅうかくけっそん)、右心室肥大、肺疾患などで生じますが、多くの健康な人にも見られます。判定の指示に従ってください。


Q7: 「完全左脚(かんぜんさきゃく)ブロック」ってなに?
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A7: 心肥大や糖尿病、高血圧などの病気と合併する場合が多い所見です。判定の指示に従ってください。


Q8: 「反時計回転(はんとけいかいてん)・時計回転(とけいかいてん)」ってなに?
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A8: 心臓の電気の伝わり方を示します。これらの所見が単独であれば問題ありません。電気の伝わり方が本人からみて左よりであれば「反時計回転」、右よりであれば「時計回転」といいます。


Q9: 「洞性頻脈(どうせいひんみゃく)」ってなに?
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A9: 心臓の電気発生が1分間に101回以上のものをいいます。発熱・心不全・ 甲状腺機能亢進症などの場合もありますが、健康な人でも緊張状態の時などにみられる所見です。


Q10: 「洞性徐脈(どうせいじょみゃく)」ってなに?
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A10: 心臓の電気発生が1分間に49回以下のものをいいます。健康な人でもスポーツをよく行っている人にみられる所見です。

 
 
 

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