担当者用所見名 個人通知表示所見名
1-0 異常なし 異常なし
異常Q波
1-1-1〜7 心筋梗塞等ほぼ確実 心筋梗塞等の可能性あり
1-2-1〜8 心筋梗塞等の疑い 心筋梗塞等の可能性あり
1-3-1〜6 心筋梗塞を否定できない 異常Q波
1-3-8 V1〜V3のr<2.0mmで1-2-8以外 心筋梗塞等の可能性あり
QRS軸偏位
2-1 左軸偏位 左軸偏位(正常範囲)
2-1-1 左軸偏位(高度) 左軸偏位(正常範囲)
2-1-2 左軸偏位(軽度) 左軸偏位(正常範囲)
2-2 右軸偏位(高度) 右軸偏位(正常範囲)
2-3 右軸偏位(軽度) 右軸偏位(正常範囲)
2-4 高度の軸偏位 高度の軸偏位(正常範囲)
2-5 不定軸 不定軸(正常範囲)
R波増高
3-1 左室高電位差 左室高電位
3-1-1 RV5.V6≧28mm 左室高電位
3-1-2 RV5.V6≧26mm 左室高電位
3-2 右室高電位差 右室高電位
3-3 左室高電位差 左室高電位
3-3-1 RV6+SV1≧40mm 左室高電位
3-3-2 RV5+SV1≧40mm 左室高電位
3-4 両室高電位差 両室高電位
ST低下
4-1-1 心筋虚血2.0mm≦ST低下 心筋虚血
4-1-2 心筋虚血1.0mm≦ST低下<2.0mm 心筋虚血
4-2 心筋虚血の疑い 心筋虚血疑い
4-3 心筋虚血を否定できない 心筋虚血疑い
4-4 心筋虚血を否定できない 心筋虚血疑い
4-5 心筋虚血を否定できない(軽度のST低下) 軽度のST低下(正常範囲)
4-6 軽微なST低下(J・U型) 軽度のST低下(正常範囲)
T波異常
5-1 心筋異常 心筋異常
5-2 心筋異常の疑い 心筋異常疑い
5-3 心筋異常を否定できない 心筋異常疑い
5-4 心筋異常を否定できない(T波平低) 心筋異常疑い
5-5 心筋異常を否定できない(T波平低) T波平低(正常範囲)
房室伝導障害
6-1 完全(III度)房室ブロック 完全房室ブロック
6-2-1 II度房室ブロック(Mobitz II型) II度房室ブロック
6-2-2 II度房室ブロック(2〜3対1) II度房室ブロック
6-2-3 II度房室ブロック(Wenkebach型) II度房室ブロック
6-3-1 I度房室ブロック(中等以上)0.24''<PR I度房室ブロック
6-3-2 I度房室ブロック(軽度)0.22''≦PR≦0.24'' I度房室ブロック
6-4-1 WPW症候群 WPW症候群
6-4-2 WPW症候群(間欠性) WPW症候群(間欠性)
6-5 LGL症候群 LGL症候群(正常範囲)
6-6 非典型的WPW症候群 WPW症候群
6-8 人工ペースメーカ調律(作動中) 人工ペースメーカー調律
心室伝導障害
7-1-1 完全左脚ブロック 完全左脚ブロック
7-1-2 完全左脚ブロック(間欠性) 完全左脚ブロック(間欠性)
7-2-1 完全右脚ブロック 完全右脚ブロック
7-2-2 完全右脚ブロック(間欠性) 完全右脚ブロック(間欠性)
7-3 不完全右脚ブロック 不完全右脚ブロック
7-4 心室内伝導障害 心室内伝導障害
7-5 Vl,V2のR≧R1 心室伝導障害(正常範囲)
7-6 不完全左脚ブロック 不完全左脚ブロック
7-7 左脚前枝ブロック 左脚前枝ブロック
7-8 2枝ブロック(右脚+左脚前枝) 右脚+左脚前枝ブロック
7-9 左脚後枝ブロック 左脚後枝ブロック
不整脈
8-1-1 頻発性上室性期外収縮 不整脈
8-1-2 頻発性心室性期外収縮 不整脈
8-1-3 (8-1-1)+(8-1-2) 不整脈
8-1-4 上室性移動調律 不整脈
8-1-5 変行伝導を伴う心房性期外収縮頻発 不整脈
8-2-1 心室細動 不整脈
8-2-2 心室固有調律 不整脈
8-2-3 心室性頻拍(間欠性) 不整脈
8-2-4 心室性副調律 不整脈
8-2-5 心室性期外収縮2連発 不整脈
8-2-6 多形性心室性期外収縮 不整脈
8-2-7 心室性補充調律 不整脈
8-2-8 心室性期外収縮(RonT) 不整脈
8-3-1 心房細動 不整脈
8-3-2 心房粗動 不整脈
8-3-3 心房細動(間欠性) 不整脈
8-3-4 心房粗動(間欠性) 不整脈
8-4-1 上室性異所性調律 不整脈
8-4-2 発作性上室性頻拍 不整脈
8-4-4 異所性上室性調律間欠性(心拍数正常範囲) 不整脈
8-4-5 心房性期外収縮2連発 不整脈
8-4-6 多源性心房性期外収縮 不整脈
8-4-7 上室性補充調律 不整脈
8-5-1 洞停止 不整脈
8-5-2 洞房ブロック 不整脈
8-5-3 洞機能不全症候群 不整脈
8-5-4 洞性不整脈 不整脈
8-6 房室解離 不整脈
8-7-1 洞性頻脈(高度)140≦HR 頻脈(高度)
8-7-2 洞性頻脈(中等度)120≦HR<140 頻脈(中等度)
8-7-3 洞性頻脈(軽度)100≦HR<120 頻脈(軽度)
8-8-1 洞性徐脈(高度)HR≦40 徐脈(高度)
8-8-2 洞性徐脈(中等度)40<HR≦45 徐脈(中等度)
8-8-3 洞性徐脈(軽度)45<HR≦50 徐脈(軽度)
8-9-1 散発性上室性期外収縮 不整脈
8-9-2 散発性心室性期外収縮 不整脈
8-9-5 心房性+心室性期外収縮散発 不整脈
8-9-6 変行伝導を伴う心房性期外収縮散発 不整脈
8-9-9 その他の不整脈 その他の不整脈
雑項目
9-1 低電位差 低電位差(正常範囲)
9-2 ST上昇 ST上昇
9-3-1 右房負荷 右房負荷
9-3-2 左房負荷 左房負荷
9-4-1 反時計回転 反時計回転(正常範囲)
9-4-2 時計回転 時計回転(正常範囲)
9-4-3 右胸心 右胸心
9-5-1 高いT波(高度)20mm≦T T波増高(高度)
9-5-2 高いT波(中等度)15mm≦T<20mm T波増高(中等度)
9-5-3 高いT波(軽度)12mm≦T<15mm T波増高
9-6-1 陰性U波 陰性U波
9-6-2 高いU波 U波増高
9-7-1 QT延長(高度)0.50''≦QT QT延長(高度)
9-7-2 QT時間延長(軽度)0.44''≦QT<0.50'' QT延長
9-8-1 コード化に差し支える技術的問題 その他(正常範囲)
9-8-2 コード化に差し支えない技術的問題 その他(正常範囲)
9-9 その他

所見 所見の説明 生活習慣改善のポイント
異常Q波 Q波は、心筋梗塞の特徴をみる際の指標ですが、必ずしも心筋梗塞を示すものでもありません。左室肥大や左脚ブロックなどでも認められることがあります。また、健康な人でも、体質によってみられることもあります。「有所見健康」の判定の場合、特に心配はいらないため、体重や血圧、脂質等に注意し、生活習慣改善を心がけ、経過を見ていかれてください。 1.肥満を防ぐ
2.脂肪の摂取を控える
3.塩分を控える
4.適度な運動
5.ストレスをためない
6.禁煙、節酒
右軸偏位(うじくへんい)
左軸偏位(さじくへんい)
心臓内の電気の流れは、通常は右上にある右房から下方の左室と右室に流れています。「右軸偏位」は電気の流れが右側に偏って流れています。痩せている方や小さいお子様にみられる所見です。これらの所見が単独の場合は問題ありませんが、他の所見を伴う場合、総合的な判断が必要となります。「左軸偏位」とは、電気の流れが左側に偏って流れています。健康な方でも肥満の方や妊婦、高齢者にしばしば見られます。これらの所見が単独の場合、特に問題ありませんが、高血圧等で左室肥大を呈する場合に見られることもあります。
高電位差(こうでんい) 心電図の1番高い波(R波)と低い波(S波)の電位差をみるもので、電位差が高い場合、心臓に対する負荷が大きくなっていることがわかります。肥満者や大量の飲酒、高血圧、心筋症などで心臓の左室の心筋が厚くなっていると考えられます。但し、高電位は、正常者(特に若年者)で胸壁の薄い方にも認められる所見です。
低電位(ていでんい) 心電図の波の高さが低く、心臓の電気的興奮が弱いか、または皮膚の表面に伝わりにくい状態や、皮下脂肪が厚い場合にも起こります。所見が単独であればあまり問題ありませんが、他の所見や疾患が合併している場合は、総合判定の指示に従ってください。
心筋虚血
(しんきんきょけつ)疑い
心臓の筋肉に血液が通いにくくなっている状態で、重症になると狭心症発作を起こす場合もあります。判定の指示に従ってください。
右脚(うきゃく)ブロック 心臓の中には”発電所”(洞結節)と、”変電所”(房室結節)、さらに電気を流す”電線”の役目をする組織があります。心臓は左右の部屋に分かれているので、この電線も左右に分岐します。右脚とは心臓の右側を走る電線を指し、「右脚ブロック」とは電線上で電気の流れが悪くなった状態を意味します。「完全右脚ブロック」は、虚血性心疾患、高血圧、先天性心疾患でみられることがありますが、健康な人でも認められることがあります。また、「不完全右脚ブロック」は、心房中隔欠損(しんしつちゅうかくけっそん)、右心室肥大、肺疾患などで生じますが、多くの健康な人にも見られます。判定の指示に従ってください。
完全左脚
(かんぜんさきゃく)ブロック
心肥大や糖尿病、高血圧などの病気と合併する場合が多い所見です。判定の指示に従ってください。
反時計回転
(はんとけいかいてん)

時計回転
(とけいかいてん)
心臓の電気の伝わり方を示します。これらの所見が単独であれば問題ありません。電気の伝わり方が本人からみて左よりであれば「反時計回転」、右よりであれば「時計回転」といいます。
洞性頻脈
(どうせいひんみゃく)
心臓の電気発生が1分間に101回以上のものをいいます。発熱・心不全・甲状腺機能亢進症などの場合もありますが、健康な人でも緊張状態の時などにみられる所見です
洞性徐脈
(どうせいじょみゃく)
心臓の電気発生が1分間に49回以下のものをいいます。健康な人でもスポーツをよく行っている人にみられる所見です。